一戸建ての築年数は問題になるか(徳島県/ホスト/60歳/男性)

僕は徳島県に住む60歳のホストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての築年数は安心して住めるかどうかに関係するかという問題があります。不動産のポータルサイトで探せば40年や50年以上の物件も多く出て来ます。住みやすさは間取りや配備されている設備機器によることが多く、古いものは必要最小限の設備しか整備されないケースも多いようです。郊外型であれば便所は和風便器、浴室は独立しているものの洗面所は流し兼用であったり、小型の洗面台が取り付けられたりとパターンもあるようです。1981年の新耐震基準に変わって以降は、木造建物もそれなりに基準に適合したものが建てられ出したと見てよく、現在時点でいうと築30年内外までなら耐震的には一応安心できます。外観については、家主側でリフォームを行ったりリノベーションする場合もあって見分けはつかないものです。


内装のリフォームやリノベーションは古くなった内装材は取り替えたりやり直したりして新しいものにしますし、流しやガスレンジ台もやりかえるのでリフレッシュされて入居者にとってはそれまで居住していた人よりも住み心地の良いものになります。リノベーションを行う時には役所に届けを出したりしますので、構造的なものとか防災面でのチェックも受け、一応安心して住まえるものと看做すことができます。その一戸建てが現在の法規に合わない既存不適格物というような場合には少し面倒にはなりますが、役所との度重なる折衝を通じて打開策も見つかるものです。届けを出さずに改修工事をやるようなことさえなければ、耐震診断を受けて地震に弱いところなどは補強もできます。耐用年数も統計によるものであてには出来ない数値と心得るべきです。