私は香川県に住む20歳の葬儀屋です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

建物はコンクリートや木材で造られており、年月の経過とともに劣化していきます。これは絶対に避けられないことであるので、それに合わせてあらゆる計画を立てることが大切です。一戸建ては当初は新築で綺麗な建物であっても、10年経過すればその価値は半分程度になります。3000万円で購入していたとしても、10年後には半分の1500万程度の価値にしかなりません。そして20年以上経過すれば価値は全くなくなります。これは鉄筋造りであっても木造建てであっても変わりません。土地と同時購入しているはずなので、土地の資産価値は一定に保たれて資産は残ります。しかし物件に関してはいくらリフォームを繰り返しても価値は残りません。

築年数による価値の変化は仕方の無いことなので、出来るだけ長く住みたいのであれば修繕計画を立てなければなりません。また、修繕せずに取り壊して建て替える場合も資金計画を立てる必要があります。マンションの様に毎月修繕積立金をする制度はないので、全て自己管理で計画する必要があります。物件の大きさにもよりますが4LDK程度であれば10年に一度の修繕で約100万円程度かかります。毎月1万円づつ積み立てればいいのでそれほど負担にはなりません。建て替えるのであれば、建て替え時の自分の年齢も考慮する必要があります。ローンを30年で組んで40歳で建て替えた場合は70歳まで支払いが残ります。働いていない場合は返済に苦労するので、早めに実行することが大切です。