私は茨城県に住む42歳の舞台監督です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
就職後、ある程度の年齢に達し、昇進、結婚などのイベントを通過すると、多くの人は不動産購入を考えます。不動産にも、新築マンション、中古マンション、新築一戸建て、中古一戸建てがあり、個人の収入、希望の立地、将来的な家族数、親と同居するかどうか、などさまざまな要因で選択肢は変わっていきます。なかでも、一戸建ては、特に首都圏では高額な不動産物件として売買されていますので、購入には慎重な選択が必要な物件となります。購入する時期も、職場の勤続年数や、住宅ローンの支払い終了年齢などを加味すると、それなりに限定的になってくると思います。では、一戸建ての理想的な購入年齢は、どの時期ということになるのでしょうか。
就職後すぐに住宅を購入できる人は、ほとんど居ません。なぜなら、住宅ローンには勤続年数の審査項目があり、それに満たない場合ローンが降りないのと、一戸建て住宅をキャッシュで購入するには、多額の自己資金が必要となってしまうからです。個人の収入のうち、住宅費用(住宅ローン)に回せるのは、25~30パーセントと言われています。それを考慮しても、ある程度年齢があがっていくにつれ、収入が増えていく想定でなければ、住宅ローンは苦しい負担になってしまいます。また、ある程度収入が安定して、将来的な展望や、家族のことが見えてくる時期を考慮すると、やはり30代前後が購入時期には最適と言えます。40代以降になってしまうと、返済期間の問題などから、多くの頭金が必要になってしまう点も重要です。