一戸建ての最適な購入年齢について。(京都府/心理療法士/29歳/男性)

僕は京都府に住む29歳の心理療法士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


夢の一戸建てのマイホーム、できるだけ早く手に入れたいけれど何歳ぐらいまでに買えばいいものなのだろう、そんな悩みをお持ちではないでしょうか。住宅を購入するタイミングは誰もが悩むものです。頭金などのまとまった資金も必要になりますし、諸経費や住宅ローンの返済などのことも踏まえて、何歳ぐらいが住宅購入に適した年齢なのかを考えてみることにしましょう。住宅を購入するには、頭金や住宅ローンが組めるなどの資金的な段取りができていることが前提です。また、将来の家族構成を踏まえて購入する家がどんなものが最適か決めていきます。結婚の適齢期が変わってきているのと同じく、住宅を購入するタイミングも変わってきています。結婚は晩婚化し、単身での住宅購入も増えてきています。それを踏まえたうえでも、資金的な面で考えると30代になってからの購入が現実的でしょう。


住宅ローンの返済を考えた場合に、老後の生活資金のことを加味すると定年退職する60歳前後にはローンを完済しておきたいところです。30年から35年のローンを組んでその後繰り上げ返済していくとしても、タイミング的には30代で購入できるのが良いでしょう。自己資金が潤沢であれば高齢での購入でも問題ありませんが、基本的には若いうちにローンの返済を始めたほうが有利です。また、結婚や子供の出産など、30代で人生の方向性が定まってくることも多いものです。金融機関によっては、一定の収入があれば70歳まで住宅ローンを組めますが、60代前半でのローン完済を考えると、住宅ローンを組んでの住宅購入年齢の目安は50歳がひとつの節目なのではないでしょうか。