僕は宮城県に住む55歳のスーパーバイザーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てやマンションを購入すると、必ず支払わなければいけないのが固定資産税です。固定資産税とは、土地、家に対しての税金の事です。土地と建物にはそれぞれ「評価額」というものがあり、土地の評価額は少しずつ上がり、家の評価額は年々下がります。なので固定資産税は、年々安くなるのが普通です。よほどの高価な土地に家を建てない限りは、まず問題なく払っていける金額です。家を買う前に、不動産でおおよその額が確認できますから聞いてみてください。マンションと一戸建てでは、どちらがお得なのか気になるところですが、もし、同じ価格の物件を購入したAさんとBさんの場合を比較してみると、将来1000万円近くも差額が生まれるのです。
例えば3000万円の物件で、Aさんはマンション、Bさんは一戸建てを同時に買ったとします。マンションを買ったAさんは、月々のローン返済と駐車場代、共益費、修繕積立金を払わなくてはいけません。プラス2万円以上にはなるはずですから、一年間で24万円の違いが出てくるというわけです。これが30年続くとなんと720万円もの差額が生まれます。さらに駐車場代、共益費、修繕積み立て金は、一生払い続けるものであり、価格上昇もあります。一方Bさんは、駐車場代も共益費も修繕積み立て金も一切必要ありません。固定資産税は年々下がるので負担は減る一方ですし、固定資産税そのものもマンションの方が耐用年数が長いため高いのです。一戸建ての外壁塗装などのメンテナンス代が30年で3回やったとしても負担は300万弱なので、お得なのは一戸建てということになります。もちろんマンションにもメリットはあるのでがっかりすることはありません。