僕は沖縄県に住む23歳の彫刻家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての建築費用は、マニュアルによって一律に決まっているわけではありません。どのような建物を建てるかによってコストが変わってくるものです。もちろん、その中でどれだけコストを下げて建物を建てることが出来るのかを考えるのが最も大切なことなのですが、その中でもコストを下げることが出来るものと下げることが出来ないものがあることを知っておかなくてはいけません。まず、基礎工事の要になる躯体工事費はほとんどの場合で下げることが出来ません。躯体工事は、住居の根本的な骨組みを司る工事なので、これを疎かにしてしまうと欠陥住宅が出来上がってしまうからです。そのため、別の工事に関する費用でコストを削減してもらうように依頼しなくてはいけないのです。
最もコストを下げやすい工事は、住居の細かい工事になります。例えば、近年ではフローリングなどのような工事は非常にコストが安くなっています。何故かというと、需要が高くなってきて比較的安い材料でフローリングを作ることが出来るようになっているからです。基本的に、住居内部の工事は材料費の削減が要になりますので、国産のものよりも輸入品で品質の良い材料を使うほうが安く済ませることが出来ます。さらに、水道や電気の設備費用に関してもそれを行ってくれる業者の労務費によって大きく異なることになりますので、この点できちんと相談をすれば格安で設備を行ってくれるところもあるのです。コスト削減をすることができる分野とそうでない分野を理解して、なるべく格安で一戸建てを建築するように心がけなくてはいけません。