私は長崎県に住む20歳の自衛官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築一戸建ての建築の流れについて詳しく書いていきます。今回は基礎の配筋工事について書いていきます。建物をのせる土台の工事なので、多くの方が理解していることだと思いますが、大変大事な場所となります。この部分がおろそかだと建物に重大な欠陥が発生してしまいます。では、実際にどのように工事を行っていくのか、工事の流れを見て生きましょう。まず、墨出しと呼ばれる作業を行います。これは鉄筋を組む作業、つまり配筋工事を行う前に配筋工事の基準となる線を捨ててコンクリートに表示するものです。この墨出しを終えてから配筋工事を行います。配筋工事はコンクリートスラブとも呼ばれている基礎の底にあたる底盤を先に行ってから基礎の立ち上がり部分を組んでいきます。
鉄筋同士は結束線で結んで固定するようにします。こうしておかないと、コンクリートを打設するときに鉄筋がすれてしまう恐れがあります。基礎配筋工事も建物と同様に建物の図面に従って工事をしていかなければならないのですが、建売住宅であったり、一部の注文住宅の場合ではこの基礎配筋工事の情報が図面上では不足していることがあり、現場の職人任せになっていることが良くあります。とても大事な基礎工事の図面が不十分だというのもおかしな話ですが、それだあけに工事が適切に行われているかかしっかりチェックしていく必要があります。配筋の形状・鉄筋の太さ・肺筋の配置など重要な工事なのでチェックしておかなければならない項目はたくさんあります。工事現場にはしっかり出向いて自分の眼で確かめるようにしてくださいね。