僕は山形県に住む55歳のフードコーディネーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建ての建築となると、いくつかの方法に分かれることになります。昔は土地を持つ人が設計から依頼して建ててもらうという形が普通でしたが、今では建売りが多いものです。広めの土地を入手した不動産会社がそこに何棟かの家を建てて、販売するという形式です。この利点としては、まず設計の段階からコストを下げることができる点にあります。家の設計には、その土地に応じて耐震計算を行ったり構造計算を行うことから始め、そして間取りをどうとるか、柱をどこに立てるかなど細かな作業となります。けれども多くの戸建てを手がけている不動産会社であれば、そのノウハウの構築があるために、どのような条件の土地であっても割と手間をかけずに設計が可能となるわけです。

また、使用する建材や建具なども一括して手配するために、一戸ずつ異なる場合と違って安い単価で仕入れることができます。大工の確保も多くの現場で融通を聞かせながらできるために、トータルしてかなり安く建てることができるわけです。坪単価が一定のローコスト住宅を手掛ける不動産会社もこの方法によってそれを実現できるわけです。一方で、個人で設計から依頼する注文住宅ももちろんあります。この場合は全く逆となるために、コストとしてはそれなりに掛かることにはなりますが、他とは違う自分だけの家の建てることができる利点があります。建具や間取りなどにこだわり、もちろん予算との兼ね合いもありますが、納得のいく家を建てることができることになります。