一戸建ての建築と値引きの関係(長野県/操縦士/48歳/女性)

私は長野県に住む48歳の操縦士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


場合によっては一戸建てを建築する際に、見積もりがバッティングして、業者同士が勝負するようなケースが出てきます。そこで、すぐに値引きを申し出てくるような業者は、一見よさそうですが、慎重になることが大切です。業者の立場から考えると、利益を減らしてまで、仕事をいただこうとは考えないのが普通の感覚だからです。それは正当な利益をいただかないと、会社を続けることが難しくなるからです。それでは、依頼者であるお客さんを守れなくなります。しっかりした工務店は、あまり値引きには応じません。また最初から適正価格で見積書を提示してくれます。正直な会社であれば、計算で出てきた原価に自分たちの経費を乗せて、純粋な見積もりを持ってきます。


そのため、値引きという考えはないのです。信頼のある、しっかりとした会社であれば、自分たちの仕事に誇りを持っています。値引きできるということは、かなりの利幅にしている場合か、もしくは利益を減らすくらいしか理由が見当たらないです。1万円や2万円程度ならわかりますが、100万円を一気に下げるということは不可能なのです。最も安心なのは、全部でこれだけという合理化したパック商品のような見積もりです。このパックはこの料金で、それ以上請求しないと明確になっているのが望ましいです。一戸建て建築の依頼者も、値引きできたことを喜ぶのではなく、担当の業者がどのような評価を受けているのか、情報を集めて、信頼のある業者にお願いすることが重要です。