一戸建ての建築で大切なチェックポイント(宮崎県/心理カウンセラー/36歳/男性)

僕は宮崎県に住む36歳の心理カウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての建築作業が始まったら、できるだけその現場に立ち会う事で、様々なトラブルを防ぐ事ができます。可能な限り、立会い、不明な点は納得できるまで聞くようにします。建築が始まって、最も気にしなければいけないのは、建物の基礎になる部分、つまりコンクリートの部分です。この基礎の上に家が建つのですから、コンクリートを打つのは最も大事な作業です。ここは会社を休んででも見に行くべきです。ひび割れや、コンクリートの表面に空気が抜けずに隙間ができている場合は、要注意です。隙間はジャンカと呼ばれるもので、コンクリートを打つ時、大抵はできてしまうものです。しかしそれが安全とは言えないレベルだった場合、建築後に問題が発生する可能性があります。


ジャンカが起きる原因は、コンクリートの締め固め不足や、コンクリートを流す前の型枠に付いているゴミなどが考えられます。できれば型枠設置時も確認してください。ジャンカが原因で起きる様々な問題の責任は施工業者にあり、責任を取ることは法律でも決められてます。これはハウスメーカーも十分に分っていますから、あまりに酷い場合は、やり直してもらう事も可能です。そして、今後建物に影響が無いよう、ハウスメーカーの確証を得ておくと安心です。この他、JIS規格のコンクリートかどうか、バイブレーターによるコンクリートの締め固めが適切かどうかも現場で確認してください。締め固めは一箇所につき5~15秒が平均で、60cm間隔で行います。長すぎるとジャンカの原因になります。一戸建ては安い買い物ではありませんから、重要な部分の確認だけでもしておくと後々安心です。