一戸建ての平均価格と返済額について(京都府/理学療法士/58歳/女性)

私は京都府に住む58歳の理学療法士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての購入は、誰もが憧れる一生に一度の買い物です。しかしながら、現在の貯金額を見て、マイホームの実現はまだまだだなとため息をつく人も多くいます。実際のところ、みなさんはどれくらいの価格で、毎月どれくらい返済しているのか、気になる人も多いはずです。ここでは一戸建ての価格について紹介します。まずは、そもそも一戸建てを購入している人はどのくらいいるのでしょうか。ある調査によると、新築の一戸建てを購入する人は、住宅購入者の約3割程度となっています。それ以外の7割は、マンションや中古住宅を購入しています。注文住宅となると全体の1割にとどまり、いかに新築でオリジナルの住宅を購入することが難しいことかがわかります。


国交省の調査によると、新築一戸建ての全国の平均購入額は約3500万円です。関東だけに絞ると平均約4000万円になり、中京・京阪神を除く他の地域では平均約3000万円となります。なんとその差は1000万円に及びます。4000万円の住宅を購入するとなると、頭金を800万円用意しても月々の返済は12万円を超えます(金利3.0%の35年ローンで試算)。なかなか一般家庭には厳しい金額といえます。一方、3000万円の住宅は同じ条件で、月々の返済額は8万円ほどです。これなら、なんとかやっていけるという世帯も多いのではないのでしょうか。都心に住んで利便性を重視するか、離れたところで価格を重視するか、それぞれのライフスタイルに合わせた慎重な検討が大切です。