一戸建ての実際の耐用年数はどれくらい(長野県/テクノクラート/44歳/女性)

私は長野県に住む44歳のテクノクラートです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての耐用年数は様々な資料によればマンションよりも短いと言われています。マンションは鉄筋コンクリートで建てられていますが、一戸建ては木造住宅がメインですからマンションの方が長いのはうなずけます。平均をみると大体25年から35年程度と設定されています。しかしこれには間違いがあります。この平均耐用年数には壊れたのではなくて、意図的に取り壊されている家屋も含まれているからです。実際にはかなり昔に建設されたであろう家屋もたまに見受けられますし、田舎などにいけばそこらじゅうで見る事が出来ます。家を長持ちさせるためには一番大事なのはメンテナンスです。壁や屋根等のメンテナンスさえしっかりしていれば簡単に壊れるものではありません。


家を支えている柱が折れたり、腐ったりしないかぎりはそうそう壊れないのが日本の建築物と言えますので、雨漏り等を防ぐためのメンテナンスを施す事によって耐用年数は飛躍的に伸びます。また近年は地震が活発化しています。地震による被害はある程度はあるでしょうが、最近の一戸建ては耐震だけでなく、免震や制震と言った様々な工法で建築されています。そのため、大地震でも全壊する事はほとんどないだろうと想定されています。一昔前の一戸建ての耐用年数が30年程度と言われていましたので、今の一戸建てなら間違いなくもっと耐用年数は伸びていることでしょう。家は人生の中で最大の買い物と言われています。一生付き合っていく人がほとんどですからメンテナンスをしっかりと行う事がとても重要です。