私は広島県に住む64歳のお笑い芸人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅は、同じ価格のマンションと比較すると固定資産税が大幅に安いです。一戸建てには自分だけの土地がありますのでマンションよりも高いと勘違いしている人が少なくありませんが、実際には安いのです。その理由は建物の耐用年数の違いです。鉄筋コンクリートでできているマンションと木造家屋とを比較するとマンションの方が耐久性に優れていることは間違いありません。そのため、建物部分の固定資産税がマンションの方が大幅に髙くなるケースがあるのです。固定資産税は生活を圧迫するような金額ではありませんが、毎年のことであって、何十年もの累計金額を計算すると相当な金額になります。一度、シミュレーションをしてみるとよく分かります。
しかし、マンションは一般的には同じような条件であれば価格は一戸建てより安い利点があります。マンションは価格は安いものの、固定資産税の他に、管理費、修繕積立金、駐車場の利用料などがかかります。これらも何十年の累計を計算すると大きな金額になります。一方で、一戸建てであっても外壁の塗装、屋根の補修、給排水の点検など定期的なメンテナンスは必要になりますし、そもそもの購入価格が髙いので住宅ローンを借りた場合の金利の負担も大きくなります。このように、マンションと一戸建てにはそれぞれメリットとデメリットがいろいろありますので、何を優先するかで決めることになります。固定資産税はその要素の一つに過ぎないことに注意したいです。