僕は山口県に住む40歳の通関士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マイホームとして、一戸建てを建築する方に固定資産税の減税を受けられる、長期優良住宅制度について説明します。ご判断材料と一つとして下さい。長期優良住宅として建築しますと、固定資産税は一般住宅でも減免されているのですが、減免期間が3年から5年に延長されます。他にも所得税の住宅ローン控除の対象限度額と最大控除額が大きくなります。所得税の投資型減税や登録免許税と不動産取得税が軽減されます。勿論、税の面だけでなく、長期優良住宅の認定を受ける事は、数世代に渡って建物の躯体部分が使用できる事になります。地震についても、大規模な地震があっても建物の損傷を、おさえる事になります。建物の躯体部分だけが長持ちするのではなく、内装や設備についても、交換や補修や点検が容易にできます。この他にもバリアフリーや省エネルギー性等を満たす事となります。
長期優良住宅の認定を受けるには、前述の仕様を満たした建物の建築プランを施主と施工業者で作成して、技術的審査を住宅性能評価機関へ申請します。検査に通れば適合証が発行されます。建築計画と維持保全計画を所管行政庁へ申請して認可を受けます。施工業者との調整や仕様にコストも発生します。また、書類での審査となりますので、品質面での検査は第三者の住宅検査が利用できます。これらで、快適で長くお住みなれる住宅を手に入れる事ができます。手間やコストが発生しますが、普通の住宅でも屋根や壁や給排水設備等は、数年で補修が必要になります。耐用年数も約40年といわれています。考慮されていないだけで必ず必要となります。長期優良住宅では、減税を利用できますし将来の補修も容易にできるので、総合的にはお徳と考えられます。