一戸建ての固定資産税について(奈良県/聴導犬訓練士/31歳/女性)

私は奈良県に住む31歳の聴導犬訓練士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マイホームを購入する際には、住宅や土地の購入代金の他にも、固定資産税や登録免許税、不動産取得税など様々な諸費用がかかります。中でも固定資産税は、住宅を購入したり所有した場合は、毎年必ず支払わなければならない税金です。これらの税金は一戸建てとマンションのどちらを購入した場合でも支払わなければなりません。この税金は、土地と建物にそれぞれかかり、その土地の市町村に税を納めることになります。ただし、住宅用として購入した場合には、一定の条件を満たしていれば税制が軽減される制度が設けられています。また、建て替えの場合でも所有者が、建て替え前と後で同じであるなどの条件を満たせば税金が軽減される特例を受けることができます。


固定資産税は市町村などによって定められていますが、税額の決定方法などは総務省の「固定資産評価基準」によって定められています。固定資産税の評価額は土地が時価の60%から70%、建物で50%から70%ほどと言われています。時価とは、国土交通省から毎年発表される時価公示価格のことです。ただし土地や建物に関する評価は毎年ではなく、原則として3年ごとに見直しをすることになっています。従って、固定資産税の評価額も3年間は据え置きとなります。ただし、地価が下落している時に据え置きとなった場合は、納税者の不利とならないよう、市町村長の判断によって評価単価を年度が変わるときに時点修正することが出来るようになっています。