一戸建ての固定資産税について(神奈川県/振付師/49歳/男性)

僕は神奈川県に住む49歳の振付師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを所有している間、固定資産税は建物と土地それぞれに課税されます。いずれも住宅用地(平成25年1月1日現在住宅が存在する土地(宅地)のこと)ですので、商業地のような非住宅用地と比較したときに税額が軽減される特例があります。また、建替えをする場合には、前後の住宅の所有車が同じであるなどの条件を満たせば住宅用地の特例が受けられます。土地と建物にかかる固定資産税の計算式は、以下の通りです。土地:評価額(固定資産税路線価×面積)×1/6(×1/3)※×税率※住宅用地のうち200平方メートルまでは1/6に軽減され、200平方メートル以上は1/3に軽減されます。建物:評価額×税率×1/2※※平成26年3月31日までに建築され、一個あたり120平方メートルまで、適用期間は3年間など、諸条件があります。


市町村などが定める固定資産税ですが、税額を決める手続きや方法は総務省による「固定資産評価基準」に定められています。固定資産評価額の目安としては、土地は時価の60~70%、建物は建築費の50~70%と言われています。このような評価額を目安として上記の税率を乗じて計算すると、大まかな税額が分かります。固定資産税がかかる土地や家屋の評価は、毎年行われている訳ではなく、原則として3年毎に評価の見直しが行われます。しかしながら、地価の下落局面での据え置きは納税者には不利となるため、市町村長の判断により、評価単価を年度が変わる度に修正できることになっています。また家屋は、時の経過により減価償却しますので、再建築価格の20%を下限として徐々に評価額が下がり、税額も減ることとなります。