一戸建ての固定資産税について(北海道/コンサルタント/52歳/男性)

僕は北海道に住む52歳のコンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は1月1日時点の不動産の所有者にかけられる税金であり、4月頃に納税通知書が送られてきます。一戸建て住宅の所有に対しては、土地、建物それぞれに課税されますが、それぞれ住宅地ということで税額が軽減されます。一般的な住宅地においては、土地は固定資産税評価額の6分の1×税率、建物は評価額の2分の1×税率となります。建物がマンションの場合は、共有資産を負担している人数で割って持ち分を算出することになります。固定資産税は総務省による固定資産評価基準によって決定されます。目安としては、土地は時価の60~70%、建物は50~70%とされています。建物については減価償却を考慮し、徐々に評価額も下がって固定資産税も減っていきます。土地は何年経っても償却されません。


一戸建てとマンションのうち、どちらがお得かという話をよく耳にします。マンションの場合、管理費、修繕積立金、駐車場代を払い続ける必要がありますが、一戸建ての場合はこれらの費用がかかりません。また、一般的に評価額はマンションの方が高くなる傾向があると言われており、その分マンションの方が税額が高くなる可能性があります。確かに料金面では一戸建てよりも不利な面があるようですが、ゴミや庭などの管理面、およびセキュリティ面などではマンションの方が優れているのではないかと考えられます。また、マンションの方が売却時に高い値がつきやすいということもあります。固定資産税のことだけを考慮すると、一戸建ての方がマンションよりも安くすむ可能性が高いようです。