一戸建ての固定資産税について(青森県/ファシリティマネジャー/43歳/男性)

僕は青森県に住む43歳のファシリティマネジャーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、土地と家屋に対してその所在する市町村が、その所有者に対して課税する税金のことです。なぜ土地と家屋の両方に税金がかかるかというと、所有者が異なる場合が有り、片方だけに税金がかかると不公平になってしまうからです。税率は年間1.4%で、これを土地と家屋に掛けて出した金額が毎年四月に通知されます。税率が一律なので、都心などに一戸建てを建てている人はそうでない人よりも多く払わなければならないということになります。しかし、マンションと比べると一戸建ては減価償却が24年で、期間が過ぎると土地だけの税金を払えば良くなりますが、マンションは減価償却期間が一戸建ての2倍になるので結局多く払うことになります。


固定資産税が1.4%という話をしましたが、一戸建ての「住宅用地」の場合は軽減措置が適用されます。また、これは新築だけでなく建て替えの場合でも、前後の所有者が同じなどの諸条件を満たすことで住宅用地の特例を受けることができます。さらに、新築一戸建ての購入または新築する場合は、新築後3年間、建物部分の固定資産税額が半額に軽減されます。なお、固定資産税評価額は3年ごとに見直され、建物は築年数を考慮した上で評価額が算定されます。そのため、一般的には見直される度に評価額が安くなっていき、税額も減っていきます。以上から、固定資産税について考えると、マンションを購入するよりもメリットが多くあるということが分かります。