一戸建ての固定資産税とは(三重県/カスタマエンジニア/74歳/女性)

私は三重県に住む74歳のカスタマエンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅にかかる固定資産税とは市町村に納める税金です。税額は「土地」と「建物」の「固定資産税評価額」を決めて、それに一定の税額をかけて算出されます。毎年1月1日時点での所有者に対して請求され、4月に納税通知書が送られてきます。年払いですが4回に分けても支払うことが可能です。一括で納めても特に減額があるわけではないので、分割払いにする人が多いようです。この固定資産税には一定の減額処置があります。一戸建てを新築した場合、築後3年間は建物部分の税金が半額に軽減されます。また、固定資産税は3年ごとに見直され、建物は築年数も考慮されて評価額が算出されるので、年数が経つと税額が下がっていくのが一般的です。


この3年ごとの見直しですが、土地の価格が上昇しても3年間は据え置かれるので納税者にとっては有利になります。逆に土地の評価額が下がっているのに、据え置き期間があるため高い金額のまま支払わなくてはならなくなります。これは納税者にとっては不利益になるので、市町村長の判断によって年度が変わる時点で修正することができます。このように一戸建て住宅を所有すると、この税金をはじめとして様々なお金がかかってきます。4月になって納税通知書が送られて来た時点で「忘れてた」とならないように、修繕費用なども計画的に積み立てておくのが理想的です。マンションのように月々徴収される訳ではないので、後回しになってしまうことが多いのですが、一戸建てにもこのような準備を意識することは大切なことです。