一戸建ての分譲住宅とは(愛媛県/皇宮護衛官/36歳/女性)

私は愛媛県に住む36歳の皇宮護衛官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての分譲住宅とは、別名建売り住宅とも呼ばれ、業者が土地を一括して購入して宅地開発をかけ、複数に区割りして水道管や排水管、電気をひき、4メートル巾以上の前面道路を設けて他の道路に接続し、各区画は計画に従って住宅を建てて行き、広告を打ったり展示場を設けて1戸づつ販売して行くものです。最近では建築中や着工前から販売を開始するケースも増えて来ています。購入予定者にとっては展示場などで完成された物件を見て購入することは間取りや広さ、設備、色使いなどがイメージとかけ離れることなく購入できるので有効な方法です。完成された後ではなく、着工前であればプランの変更も聞き入れてくれる場合もあるので購入者にとっては有り難いことです。


このことは購入者が決まってから着工することにもつながり、金利負担を軽減できる有利な点もある一方で、広告通りに出来ているほうがイメージも掴んでもらいやすいという2つの意見も存在します。しかし街並みを作り上げるという点ではトータルコーディネートされて初めてより住みやすく、きれいなものに仕上がって行くものであることも心に留めておく必要はあります。それには企画の段階から住宅設計、そして内部のインテリアコーディネートやエクステリアに至るまでプロ仕様の一貫した流れというものが大切になって来ます。さらには個々の建物の耐震設計や経済性、断熱性能と省エネ性能、耐久性も配慮され、それに加えて健康面での安全性や防犯性まで見据えて施工に当たる必要があります。完成後も長きに渡るサポート体制でお付き合いのできるものが望ましいものです。