僕は佐賀県に住む20歳のイタコです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入する場合には内覧会というものが行われます。これは単なる見学ではなくて、施主が住宅の受け渡しを受ける前に、契約した内容どおりの仕上がりになっているかどうかを確認するためのものです。専門的には竣工検査や完成検査と呼ばれることもあります。そのような意識で内覧会に参加することによって、壁の傷や設備の破損などを見つけることができます。ドアの開き具合の悪さとか、水漏れなども発見することができるのです。もし内覧会でそのような不具合を見過ごしてしまうと、住み始めてから気付いて指摘しても、対応してもらえない場合もあります。初めからあった不具合なのか、住み始めてからの不具合なのかがわからないからです。
一戸建ての内覧会には、できれば建築に詳しい人に同行してもらうことをおすすめします。素人では見逃しがちな箇所についてしっかりチェックしてもらえますし、のちのち安心して暮らすことができます。また内覧会でしっかりとチェックしておけば、暮らし始めてから補修工事の交渉をしたりする手間が省けますし、建設会社や不動産会社にとっても、きちんと住宅を受け渡しできるメリットがあるのです。一戸建ての場合は床下の施工状況を確認することが特に必要で、基礎部分の工事がしっかりできているかどうかを専門家に診てもらうのが一番安心できます。また完成後にチェックするだけではなく、建築途中でも何度か顔を出して状況を把握するのも大事です。