私は宮城県に住む49歳の裁判所職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての内覧会というものを聞いたことがあるでしょうか。内覧会では、購入した不動産の現物を肉眼で確認し、様々なポイントをチェックすることが出来ます。だいたい入居から数週間前ぐらいに開催されるお披露目会のようなものです。これは、不動産購入の際の最後の砦と言っていいくらい重要な作業です。とくに一戸建ての場合、住宅建物や内部を入居までにしっかり確認できる唯一の場であると思って頂いていいです。ここで、しっかりとチェックできないと、のちに問題が生じることが多いのです。チェックポイントととして挙げられるのが、床、天井、キッチン、電気周りなど様々であります。自分でメジャーや器具を持っていければいいですが、ここではプロを同行させることをお勧めします。
ここで言うプロとは、建物の構造等に精通したホームインスペクターと呼ばれる人たちです。ホームインスペクターに依頼して、一戸建ての内覧会に同行してもらうことが出来るのです。費用はかかりますが、入居後にかかる無駄なお金を削減することが出来るのでお勧めのサービスであるといえます。このサービス利用のメリットについて説明したいと思います。まず、知識の全てを持って、立会をしてくれるところです。こういう場で、素人では足もとを見られる可能性もあるし、交渉術もしっかりと身につけられています。また、専用の器具やチェックリストを用いた漏れのないチェックが出来ることです。100を超えるようなチェックリストを、素人では手に入れることが出来ない機器を使ってチェックしていきます。これ以外にもたくさんのメリットがあります。一戸建ての内覧会に行く際には、ホームインスペクターも同行させてみてはどうでしょうか。