一戸建ての内覧会とは(埼玉県/仲居/20歳/女性)

私は埼玉県に住む20歳の仲居です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


内覧会というのは、その建物の完成お披露目会のようなものです。マンションなどの場合には、モデルルームなどで完成前に建物の雰囲気を体感することが出来ますが、一戸建ての場合はそうはいきません。というのも、一戸建てではモデルルームを設置しているという事が極端に少ないからなのです。そのため、この内覧会で初めて実際の建物を体感できるようになるというわけです。ただし完成しているのは建物本体だけということも少なくありません。外溝工事や造園、門扉などの工事はこれからという状態の事も多いのです。ですので完全に完成した状態で内覧会を開きたいのであれば、先に全ての工事が完成してからと業者に方へお願いしておくことが必要となってきます。


お披露目会という他に、内覧会には物件の最終チェックという意味合いも兼ねています。内覧会というのは残金を支払う前に行われるのが一般的です。ですので残金を支払う前に出来る、最後のチェックポイントなのです。このままその物件を引き受けても良いか、どこか手直しを加えてもらうところはないか、そういった事を細かくみる機会です。ここで何も問題がないとなれば、そのまま物件の引き受けを行うこととなります。つまり、「この状態で納得したので引き受けを了承しました」という意味となります。こうしたチェックは、所要時間を一時間程度と定められる場合もあります。しかしプロでも平均2時間はかかると言われています。ですのでその時間は気にすることなく、しっかりと見ることが必要となるのです。