一戸建ての内覧会で大切なポイント(山形県/YouTuber/73歳/男性)

僕は山形県に住む73歳のYouTuberです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


内覧会で100%を求めて細かいところばかり気にしていると、いつまでたっても全体のチェックは終わりません。時間の配分も考えて、ある程度、納得できるレベルであればよしとする気持ちがベストです。大切なのは、肉眼ではほとんどわからないキズや汚れではなく、ライフスタイルとしての一戸建てなのです。だから内覧会では、自分が一番重視するところを中心にチェックして、それ以外は80点くらいを合格点にできるような心のゆとりをもっと臨むことが大事です。内覧会でやる手順の1つとして、部屋に入ったらまず全体を見渡しながら一周して、バルコニー側からチェックを始めるというものです。バルコニーは防水部分のメジやパテの仕上がり具合を確認します。


そしてリビング、キッチン、寝室、風呂、トイレへと移ります。最後に玄関を外側のメーターボックスの中もあわせてチェックします。もちろん収納の棚や窓、扉の開け閉めも実際に手で触ったり、動かしてみたりして、ゾーンごとに10分ずつ、時間配分をしながら見ていく方法もあります。内装を確認するときは、あまり細かい傷や汚れに神経質にならないことが大切です。どんなに完璧な仕上がりの一戸建てでも、生活を始めれば1日で多少の傷がついてしまいます。それに、天然の木材や石材を使っていたら、素材そのものに細かい傷はつきものです。それを気にしていたら終わりませんし、補修した跡のほうが目立つことだってあります。全体の雰囲気を掴むことが重要なのです。