僕は栃木県に住む62歳のレコーディング・エンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入すると、内覧会が行なわれます。これは竣工検査とも呼ばれます。引き渡し前に施主が完成した家を隅々までチェック出来る機会になるので、納得がいくまでチェックするといいでしょう。内覧会で何か不具合があったり、図面と違っている部分が間違っているようならきちんと直してから引き渡してもらうことができます。しかし、引き渡し後に何か問題があっても、場合によっては施主が費用負担しなくてはいけなくなる場合もあるので、必ずしっかりチェックを行なっておきましょう。内覧会の際に持って行くと便利なものは、「メジャー」「マスキングテープと油性ペン」「ビー玉やボール」「水平器」などがあります。メジャーは長めのものがおすすめです。
内覧会でチェックするポイントをご紹介します。まず、フローリングの傷やきしみがないかチェックしましょう。各部屋の隅から隅まで歩いて確認します。できればスリッパではなく靴下で歩くと引っかかる部分があったときに見つけやすくなります。またビー玉や水平器を使って傾きのチェックも行なうと良いでしょう。次に、壁紙のはがれや汚れをチェックします。特に壁紙の継ぎ目などははがれやすいのでチェックしておきましょう。天井が壁紙の場合は天井もチェックを忘れずに行ないましょう。そして、ドアや窓などの建具のチェックも忘れずに行ないましょう。扉の開閉や窓の開け閉め、カギが回るかなどチェックしましょう。内覧会の際には家具を置くスペースを計っておくと、家具選びや入居後の家具の配置がスムーズに行なえます。