私は佐賀県に住む46歳の音楽評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

新築一戸建ての購入は、たいていの方は一生に一度の大きな買い物です。家も、車や電化製品を買う時のように、値引きしてもらえた方がお得感があります。一般的に、高額な商品ほど値段から割り引いてくれる率が上がるので、家ならなおさらです。新築一戸建ての場合、値引きの相場はだいたい購入額の3％くらいです。おそらくよくても5％くらいまでが妥当なところだと、認識しておきましょう。しかし、大手住宅メーカーから、10％くらいの値引きをしてもらったなどという話も聞きます。そういう場合は、売れ残り物件であったり、年度末ぎりぎりといったように、住宅メーカーとしてもどうしても売りたいような場合に、提示されるようです。値段を大きく割り引くことにより印象を良くして、また別の人を紹介してもらうという考えもあると思います。

新築一戸建ての値引きの相場は3％もしくは5％なので、なんの理由もなく相場より高い割引率を提示してくるような業者には、いくら大手であってもなにか裏があると考えたほうがいいでしょう。その物件が、売れ残りかどうか調べるのは簡単で、売り出された時期を調べればわかります。しかし、売れ行きがあまり良くなかったからといって、その物件が不良物件ということではないことも多くあります。タイミングが悪くて買い手がつかない場合もありますので、特に売れ残りだからやめた方がいいということではありません。むしろ、安く購入するチャンスかもしれません。またその逆に、たまたま買い手がつかなかった優良物件ならばよいのですが、実は近くに、大きなビルやマンションが建つ計画があったり、購入後に生活が不便になるケースもあります。どちらにしても、相場以上に値引きされている理由は、しっかりと確認することが重要です。