一戸建ての侵入盗への防犯対策(千葉県/無線通信士/66歳/女性)

私は千葉県に住む66歳の無線通信士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅に住む場合、一番警戒しなければならない犯罪の一つが、空き巣などの侵入盗です。古くから知られている犯罪で、今日ではさらに手口が多様化しています。ここでは、どのような対策をしていけばよいか、見ていきたいと思います。まずは、メインの入り口である玄関です。大胆に思われるかもしれませんが、ここから侵入される場合も多いのです。ドアを破られるのを防ぐためには、まず鍵の対策をすることです。鍵を2つ付けることで破るのに時間をかけさせ、諦めさせることができます。またこじ開けを防ぐガードプレート、外からサムターンに触ることをできなくするサムターンカバー、ピッキングに強いディンプルキーの導入などがポイントとなります。


次に窓です。実は窓は侵入盗が侵入する際に一番多く使われており、最も警戒すべきポイントです。特に、無施錠の2階以上の窓からの侵入が増えています。手口として一番多いのは打ち破り、つまり工具などで窓を割るというシンプルな方法です。他にも小さく穴を開けて鍵を開けるこじ破りや、バーナーなどでガラスを熱し急に冷やして割る、焼き破りなどがあります。これらを防ぐにはまず、防犯ガラスに交換したり、防犯フィルムを貼ったりして窓を割られにくくするということです。格子を付ける、鍵を複数つけるなどの方法も有効ですね。これらの対策をとった上で、防犯カメラやセンサーなどを取り付けることで、さらにセキュリティーがアップします。家の形状なども考慮に入れつつ、最適な防犯対策を行いましょう。