一戸建ての価格は土地建物両方です(高知県/製菓衛生師/57歳/男性)

僕は高知県に住む57歳の製菓衛生師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての購入時の価格は土地と建物と両方の合算で契約を結ぶことになるのが一般的です。ただし、土地は賃貸でたとえば50年間程度の賃貸として貸してもらって、とりあえず住居だけを新築するという人もいます。無論50年間の契約ですから、契約が終了する50年目には家を取り壊して更地にしてから貸主に返却する必要があります。こうした賃貸の形にして、将来その土地や家に親族特に子供や孫たちが縛られることがないように考える人も出てきています。この場合のメリットは土地の固定資産税を考える必要がない点があります。また将来50年後には家も取り壊すことになりますから、建て替えなどの心配もそう必要ではないという点にあります。


一戸建ての価格で注意するべきなのがその地域の将来性です。今は人口が多くいたとしてもその人口の大半が高齢者となれば、いずれはいなくなってしまう可能性が高くなります。現に首都圏の団地では、多くの高齢者がその団地を去り、今では親族がいない場合や、住み慣れたところから離れたくないという人がその団地に残っている状況です。日本は今までの人口増加時代から、人口減少時代へと変わりつつあります。それに対応できるように住居も考えていく必要があります。徐々に空き家が多くなることは避けられませんので、周りの住民の状況などをよく考慮の上で住宅購入を決断する必要があります。子供などが大きくなれば学校が近いなどの条件はもう不要となり、むしろ交通の便を考えるなどの対応が必要となります。