一戸建ての住宅ローンでしっておきたいこと(佐賀県/営業員/36歳/男性)

僕は佐賀県に住む36歳の営業員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての住宅ローンを選ぶ際にしっておきたいことについて解説します。住宅ローンというと、どうしても金利がいくらかという事に目がいきがちですが、金利にも実は種類があるということを覚えておきましょう。住宅ローン金利は、大きく3つのタイプに分かれます。具体的には、1.固定金利型、2.変動金利型、3.固定金利選択型です。それぞれの特徴をかいつまんでいうと、固定金利型は、借り入れ中に金利が変動せず固定されているので、毎月の返済額も、借り入れ当初に決めた金額から変わることがありません。これに対し、変動金利型は、半年ごとに金利が見直されます。これにより5年ごとに返済額も変動するというものです。ただし、金利が上昇し、返済額が増加しても当初の金額の1.25倍までと上限が決められています。


最後に、固定金利選択型ですが、5年、10年というように一定期間は金利が固定され、その期間終了後に改めて金利のタイプ(固定金利型か変動金利型か)を選択し、その時点での金利が適用されるというものです。3つのタイプにはそれぞれメリットとデメリットがあり、一概にどれがいいとはいえませんが、それぞれの特徴をよく把握した上で、自分に最適な金利を選択する必要があります。例えば、将来設計を計画的に行いたいので、支払う金利の額があらかじめ決めておきたいのであれば「固定金利型」という選択が考えられますし、将来の金利変動リスクを許容してでも、金利はできるだけ安く抑えたいのであれば「変動金利型」を選ぶことが理にかなっているかもしれません。ただし、変動金利型の場合には5年ごとに金利が見直され、支払いの見通しが立てにくいなどのデメリットもあります。それぞれの特徴をよく比較した上で最適なものを選ぶようにしましょう。