私は岩手県に住む24歳の楽器製作者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての賃貸中古物件というと、時代の変遷によって状況は変わりつつあります。以前は屋根瓦もモルタル瓦が使用され、外壁はプリント合板、ビニール屋根の庇のついた下屋、部屋内については、タイトでないシルバーのアルミサッシ、天井裏は断熱材が入っておらず、扇風機やコタツで夏や冬を過ごすというケースが多かったものです。流しは最低寸法、便所は和風であったり、押入れスペースも狭く、何かと過ごしにくいものでした。防災や防犯面においては借り手の注意にかかっていて、余り手を加えたり、変更することは契約内容によっても制限されていたので、現状に甘んじる以外には方法が無かったものです。又、当初から計画的に作られたものではなく、駐車場は別の場所で探すことも多かったものです。
最近の一戸建ての賃貸物件というと、郊外の住宅地に建つものもあれば、交通の利便を生かして駅前に建つ、それも3階建て以上のものも増えて来ました。駅前であれば商業地域や近隣商業地域の場合も多く、第一種低層住居専用地域のような高さ制限も受けず、利用できる大きな容積率を目一杯有効に活用でき、賃料回収面に関しても望ましいものになると思われます。構造は鉄筋コンクリート造や鉄骨造などの工法もありますが、木造の場合もあります。階段を利用するので設備関係は水圧や工事費軽減の為に階下に浴室などの水回りを設けることが多くなります。住まう側も階段を上下する生活に慣れる必要があります。設備などエアコンやバルコニー、駐車場付きなどが標準仕様となって来ています。