私は長崎県に住む31歳の言語聴覚士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
夢のマイホームを購入するとき、一戸建てにするか、マンションなどの集合住宅にするかで悩む人は少なくありません。実際に選ぶ際は、家の形状だけでなく、予算や家族構成、立地などさまざまな条件を考慮することになります。その際に見落としがちな一戸建てのメリット、デメリットは以下の通りです。まずメリットの1点目は、ランニングコストが非常に安く済む点です。マンションなどの集合住宅の場合、購入費のほかに月々の管理費や修繕積立金、駐車場代などがかかります。仮にこれらの合計が月3万だとすると、1年で36万円、10年では360万円にもなります。これらのお金は集合住宅に住み続ける限り、支払わなければならないと考えた方がいいでしょう。
一戸建てに住むもうひとつの利点は、自分の思い通りに建て替えや増改築、リフォームができることです。庭が付いている物件であれば、自然とともに暮らせる快適さも味わえます。一方で、一戸建てならではのデメリットもあります。ひとつは防犯面の課題があります。出入口や窓が少なく、主玄関がオートロックになっているマンションと比べ、戸建ては開放的な造りのため、戸締りに気を遣う面が大きくなります。また、マンションのような管理組合がないため、メンテナンスはすべて自分でやる必要が出てきます。加えて、マンションと比べると、一戸建ての場合は近所とのつながりが強くなりがちです。近所づきあいが煩わしく感じられるケースもあります。