一戸建てのデメリットを考えてみました(滋賀県/視能訓練士/56歳/女性)

私は滋賀県に住む56歳の視能訓練士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てに住むというのは憧れという方も多いものです。何よりも、マンションやアパートのような賃貸住宅では、上・下階ともに騒音の問題に気を使わなければなりません。また、月々の駐車場代や管理費用もかさみます。それに比べると、一戸建てはそんなストレスや費用負担の心配がなくなります。玄関の目の前に駐車場があり、子供が遊ぶことが出来る広いスペースやちょっとしたバーベキューのでいるテラス、小さな家庭菜園が出来るなど庭つき一戸建てとなると夢が広がります。しかし、現実的な予算で考えた時や隣近所との騒音やにおい等の問題から、広い土地に一戸建てを建てるのは現実的には郊外でないと実現するのは難しい場合が多い事がわかるかと思います。


また、一戸建てというのは意外と建てた後もお金がかかるというデメリットがあります。固定資産税はもちろんのこと、水回りの設備関係は10年程度で交換が必要です。また、外壁や屋根、雨どい等も交換が必要になる時期がきます。また、内装も変色してくることがありますので、張り替えを行わなければいけなくなるかもしれません。そして、いずれは構造そのものが傷んでくるため、リフォームや建て替えとなる可能性も否めません。また、子育て期に建築した家は、子供が独立したりしてライフスタイルが大きく変化しても対応がスムーズには出来ません。また、体が不自由になった時にも、バリアフリーでは無かったりすると住みにくくなることもあります。