僕は群馬県に住む53歳のスタイリストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
近年、幅広い層からマンションの人気が高まっており、その煽りから昔に比べて一戸建てを購入する人が減っています。そうした背景は何もマンションの人気だけではなく、いまだ停滞を続ける経済状況から、企業の業績も思うほど上がらず、それによりサラリーマン層では、購入したくとも出来ない状況にあります。特にいつリストラの対象になるか分からない状況で、長期による住宅ローンを組む事は、リスクマネージメント的にも負担があると判断している人が多いようです。また、最近では、あまり人との付き合いに積極的になる人が減少傾向にあり、その分、自分の為に時間を使いたいという人が増加しています。そうした人たちからは、人との付き合いを大切にする住宅街での暮らしを消極的に見る人がいます。
しかし、だからと言って、一戸建てを購入する事がデメリットなのかと言われればそうではありません。人気の高まっているマンションでは、今でも、ペット飼育が禁止されて言う所や、ベランダでのガーデニングを禁止している所、楽器演奏が禁止など、一部の制限を受ける所も少なくありません。それに対して、一戸建てでは、そういったデメリットを受ける事が少なく、幅広い生活スタイルの人達からは支持されています。また、日本においての理想のマイホーム像は、今も一戸建てをイメージする人がとても強く、そこからも憧れを感じ取る事が容易にできます。不景気によって、購入率が停滞気味とも言われていますが、逆に金利の低い今だからこそと若い層が積極的に購入している傾向もあり、その需要は今も十分にあります。