私は青森県に住む49歳のテレビプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てのデメリットといえば、数十年、多額の住宅ローンを背負っていかなければならいことです。一度、住宅ローンを契約すると、どんなに収入が下がっても毎月一定額を返済しなければなりません。最近は、住宅ローンを返済できず自己破産に陥るケースも増えているのが現実です。このようなデメリットはあるものの、やはり一戸建ては夢のマイホームと称されるように、誰もが憧れる買い物です。賃貸物件とは違い、住宅ローンを返済すれば自分の財産として所有できることが最大の魅力だといえます。自身の財産となるということは、子や孫へも代々受け継ぐことができる資産となるということです。賃貸物件では、毎月どれほどの家賃を払い続けたとしても、所有財産にはなりません。

では平均的な毎月の返済額はいくらぐらいなのでしょうか。年収400万円以上600万円未満の一般的な収入の世帯で、約8割の世帯が毎月の返済額は5万円以上10万円未満となっています。これは、一般的な賃貸物件の賃料とほぼ同額ではないでしょうか。家賃、管理費、駐車場代を含めると、むしろ安くなる場合もあります。もちろん頭金の額でも左右されますが、400万円前後の頭金を用意できれば、返済額と家賃はほぼ同じ程度になることが多いです。その場合は、住宅を購入した方が家賃を払い続けるより、住宅が財産となる点においてメリットがあるといえます。以上のように、一戸建ての購入は多額の借金を背負うことになりますが、自分の財産を形成するという点において、賃貸物件よりもメリットがあるといえます。