一戸建てのかかる維持費(山口県/作詞家/75歳/男性)

僕は山口県に住む75歳の作詞家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての家を建てた後にかかる維持費をランニングコストとよばれています。必ず自分の家を持てば固定資産税と都市計画税を納めなければなりません。一戸建ての住宅を建てた年からかかってきます。まず固定資産税は課税評価額というものがあります。実質的には4000万円の物件であれば4000万円の評価ではなく6がけぐらいの評価になります。それも毎年減額されて行く事になりますので年によって変わって来ます。当初はその課税評価額に対して固定資産税は1.4パーセント、都市計画税は課税評価額に対して0.3パーセントかかり両方たしますと1.7パーセントが毎年かかってくることになります。しかしこの固定資産税が変わってくることがあります。


例えば木の家を建てる、または軽量鉄骨の家を建てる、重量鉄骨の家を建てる、コンクリートの家を建てるとなると法定耐用年数というものがあります。基本的には一番長く持つといわれています。法定でいえばコンクリートが60年、重量鉄骨45年、軽量鉄骨30年、木造はすべて25年ということになります。ですから同じ家を建てても同じ値段で建てても課税評価額が変わって来ます。木質のパネルで家を建てた方と木造の住宅で建てた方、軽量鉄骨で建てた方、重量鉄骨で建てた方これらは延べ坪40坪の建物で50年分をまとめて計算しますと木質パネルは226万円、木造住宅は228万円、軽量鉄骨は345万円、重量鉄骨は420万円になります。木質と鉄骨住宅では50年間に差がかなりあります、今後の維持費の事を考える時に固定資産税や都市計画税の事も重要になります。