一戸建てに適した購入年齢はあるのか。(高知県/官僚/30歳/女性)

私は高知県に住む30歳の官僚です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅を購入するタイミングに関しては、誰もが悩むものです。頭金などの資金も必要ですし、資金面やローン返済のことも踏まえながら、何歳くらいが一戸建て購入に適した年齢、購入年齢なのかを考えていきましょう。住宅を購入するタイミングは、いつがいいのでしょう。住宅を購入する際には、まず頭金や住宅ローンが組めるかなどの資金面の段取りができているかが重要です。結婚の適齢期が変わってきているように、住宅を購入するタイミングも変わってきています。以前なら、結婚して家族を持つ30代がまさに適齢期でした。しかし、結婚も晩婚化し40代で購入する人や、単身の住宅購入も増えているのが現実です。老後に備えて、バリアフリー仕様の住宅を購入する50代以降の方も珍しくなくなりました。


通常、住宅の購入には、住宅ローンで購入する場合頭金が必要ですし、ローン審査が通らないと融資が受けられません。資金的な面で考えると、30代になってからの購入が現実的と思われます。大手金融機関の住宅ローンの融資基準を見ると、「満20歳以上71歳未満で、最終返済時の年齢が、満81歳未満となっています。しかし、老後の年金生活を考えると、定年退職する60歳くらいには、完済しているのが賢明です。30年・35年のローンを組んで、その後繰り上げ返済をすることを考慮しても、タイミング的には30代で購入することをおすすめします。自己資金がある方なら高齢でも購入できますが、住宅ローンの支払い面からみると、若い方がより有利です。家賃などの一定の支出がある方は、早めに住宅を購入することも有益かもしれません。