私は岐阜県に住む63歳の漫談家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一昔前に比べて、一戸建てを購入する人が減少傾向にあるとされています。その背景にあるのは、やはり長く続く不況下が原因と言われ、マイホーム購入をしたくとも、会社の業績次第では、給料が下げられ、悪い場合にはリストラの可能性も否めないと言う状況が、購入から遠ざかる理由となっています。また、近年では、以前に比べてご近所との付き合いに積極的になる人は少なくなり、その逆に、一人の時間を大切にする人が増加傾向にあります。そうした減少も手伝ってか、地域とのみ密着性を求められる住宅街での暮らしは、そうした人たちから見れば億劫に感じる所が多くなっています。また、これまで一戸建てに住んでいた高齢者層では、バリアフリーが完備されているマンションへ移り住む人が増加傾向にあります。
こうして見ると、多くの層が一戸建て離れを起こしているようにも映り、デメリットが多く見られますが、不動産専門家によると、それは一面的なとらえ方であるようで、やはり日本人にとってマイホームと言うイメージが定着している一戸建てへの人気と憧れは不動なものとなっているそうです。また、最近ではマンションでも理解が広がっているとはいえ、いまだ、ペットの飼育が禁止されている所や、ベランダでのガーデニングが禁止されている所など、幾つかの制限を受けるマンションに対して、庭がある一戸建てでは、そうした制限を受けることなく暮らしていける利点は、多くの層から熱い支持を受けています。また、何と言っても土地も着いてくる分、資産価値も高く、今後、景気が回復すると共に、将来の財産にも繋がります。