私は岐阜県に住む24歳の客室乗務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
いまだ長く続く不景気により、昔と比べて一戸建てを購入する人が減少していると言われています。やはりその背景には、特に企業に勤めるサラリーマン層は、業績が下がるたびに、それが給料にも響き、最悪、リストラの対象になる可能性もある事から、購入したくとも、長期による住宅ローンを組む事がかなりの負担となっています。また、最近では若い層を中心に、昔と比べ人との付き合いが淡白になっている傾向があり、一人の時間を大切にしたり、その生活圏の保持に力を入れているようで、住宅地などの近所との付き合いを好まないケースが増えています。そして、高齢者層ではまた別の理由で、体力の低下と共にバリアフリーが整っているマンションに移り住む傾向があります。
一見、多くの層から一戸建て離れが始まっているようにも思えますが、そんな事は決してありません。昔から続くマイホームのイメージは、今でも一戸建てを想像する人が多く、それは直接、憧れに繋がっています。ただ、冒頭にもあった不景気から生活に不安を持つ人が多く、欲しくても購入に踏み切れない人が多いのです。しかし、中にはそれを逆手にとる傾向もあります。金利が低下し、住宅ローンを組みやすくなった事で、これまで一戸建て購入のハードルが高いと諦めていた若い層でも、それを利用して積極的にマイホームを手に入れている人も多く存在します。何より、土地がある分、資産価値があります。それはそのまま将来への財産と繋がりますので、何もデメリットばかりではないのです。それぞれの生活スタイルに合わせて選択されているだけとも言えるのです。