一戸建てにかかる維持費について(福井県/ヘアメイクアーティスト/44歳/男性)

僕は福井県に住む44歳のヘアメイクアーティストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入すればあとは居住空間にかかる費用はない、そのように考えている人はいないでしょうか。購入後は固定資産税や修繕費といった維持費がかかります。固定資産税は事前にわかるものですが、意外に忘れてしまうのが修繕費などです。新築であれば当面は大丈夫だろうと考えてしまいがちです。しかし、いつ必要になるかわかりません。例えば強風でガラス窓が割れてしまうことがあるかもしれません。台風などの浸水被害により畳や床板の張り替え等が必要になるかもしれません。育ちざかりのお子さんがいれば、ふざけているうちにドアを壊してしまうことだってあるでしょう。このようなリスクは決して高い確率のものではありません。しかし予測も出来ません。このようなことが起こる可能性を考慮しておく必要があります。


また年数が経過すれば水回りの故障など、様々な箇所で不具合も起きてきます。場合によっては修繕を行わなくても使用できることもあります。あと半年経ったら、あと1年経ったらと修繕を先送りにすることも出来ます。しかし先送りすることで状況が悪化し、更に多くの修繕費用が必要になってしまうケースもあります。膨れ上がった費用に慌てないように、早い段階から修繕費などを工面しておいた方が良いでしょう。将来的に売りに出すことを考えているならば、良い状態をキープすることを念頭に置く必要もあります。特に修繕の必要性を感じていなくても、3年毎や5年毎という具合に定期的に点検をすることでより良い状態をキープすることが可能になります。