私は大分県に住む47歳の落語家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
今まで住んでいたアパート、マンションより広い一戸建てに住みかえた場合維持費はどう変わるでしょう。一戸建てでは集合住宅より照明器具の数がずいぶん多いものです。照明器具が多いということは電気代がその分かかることになります。一戸建ては集合住宅に比べ廊下であったり、階段であったり部屋以外のスペースも多いものです。そして何より窓の数は格段と増えます。それが冷暖房費の増加になります。電気、ガス、水道料金などは月単位では数千円でも年間の出費はかなりの額になることがあります。窓が多いとカーテン、ブラインドなどの数も多いので、住みかえ時にそれらを用意するために費用は意外とかかるものです。いずれ買い替える必要もあります。
一戸建ても長くなるに従い老朽化してきます。床や和室があれば畳、壁も傷んできます。キッチン、バス、トイレなどの水回り、給湯設備なども器具を取り換える必要が出てきます。外壁の張り替えや塗り替えなども家を長く維持させるためには必要です。外壁以外にもフェンス、カーポート、雨どい、アンテナなどもいずれ修繕したり、取りかえなければならなくなります。それらの維持費、修繕費は住み始めた時から計画的に積み立てて行くことが望ましいと思います。老朽化による修繕だけではなく、子どもの成長や家族構成の変化によりリフォームすることも想定していた方が良いでしょう。そして忘れてはいけないのが、固定資産税です。これも住み始めた時から忘れずに固定資産の支払分として貯蓄するなり準備しておくことが良いと思います。