一戸建てにかかる固定資産税はどんなものか(愛媛県/エンジニア/51歳/女性)

私は愛媛県に住む51歳のエンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を買うと固定資産税を払う義務が発生し、それは持っている土地や建物の分払う必要があります。ではこの税金が一戸建てを持っている時にどのようにかかるかというと、多くの場合は土地にだけ税金がかかります。本来固定資産税は建物と土地にかかる税金ですが、一戸建ての場合は土地にだけかかることが多いです。何故かと言うと一戸建ての建物は資産として価値が低くなりやすいので、その分税金の負担が小さくなるからです。それに比べるとマンションは建物の価値が下がりづらいので、建物と土地の負担が大きくなります。その違いは一戸建てが木造で建築されることが多いのに対して、マンションは鉄筋コンクリートで作られることが多いからです。


建物の資産価値は、その建物の耐久性によって変わります。つまり耐久性が高い建物ほど資産価値あることになるので、その分固定資産税は高くなります。なぜマンションの建物にかかる税金が高いのかといえば、マンションは高い耐久性があるからです。マンションは数十年は維持ができるものですから、その高い耐久性が逆に高い税金になっているわけです。それに比べると一戸建ては耐久性が低い事になっているので、何年か利用していると価値はほとんどなくなります。そのため税金が大幅に安くなるので、何年か住んだあとは土地の税金以外は払わなくなります。そして建物を建てる時はいろいろな免税措置があるので、それを利用すると建物に払う税金も実質的に払う必要がないのです。