一戸建てにかかる固定資産税について(神奈川県/ビル管理技術者/45歳/男性)

僕は神奈川県に住む45歳のビル管理技術者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を購入した際には、住宅ローンの返済のみならずさまざまな税金を定期的に支払わなければなりません。固定資産税もそのひとつです。この税金は土地と建物に対して、その所在する市町村がその土地と建物の所有者に対して課税する税金のことです。一戸建てを所有している間はその土地と建物両方に課税されることになります。この税金額を定めるために市町村などは土地や建物を定期的に評価します。その評価の結果次第で税金が上がったり下がったりします。原則として3年毎に評価の見直しが行われます。しかし地価の下落局面では納税者の不利になるため、市町村の判断により、固定資産税評価単価を年度が変わる度に時点修正することができます。


そして一戸建てとマンションの固定資産税を比べてみると、建物の価格が同じだった場合一戸建ての方が固定資産税が安い傾向にあります。その理由はマンションの方が建物の評価額が高いからです。これは一般的に木造ではなく鉄筋コンクリートで造られているマンションの方が強く長持ちすると考えられているからです。そして一戸建てを新築で建てる場合には固定資産税の軽減措置が行われます。3年間2分の1の減額が適用されます。また長期優良住宅の認定を受けるとさらに減額期間が優遇されます。この長期優良住宅とは長期にわたり良好な状態で使用することができるように耐久性や耐震性などが一定の基準を満たす住宅のことです。長期優良住宅の認定を受けた場合は税金の減額措置の適用期間が通常の3年間から5年間へと延長されます。