私は長野県に住む40歳の潜水士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住宅を購入した場合は、それが一戸建てであってもマンションであっても毎年、固定資産税を支払わなければなりません。固定資産税とは所有する土地と建物に対して、課される税金のことです。固定資産税の算出方法は、土地の評価額×標準税率1.4%+建物の評価額×標準税率1.4%です。土地も建物も基準となるのは、購入価格ではなく評価額です。土地の評価額とは、3年ごとに見直しがされる固定資産評価によって決められます。例えば500万円の評価をされた土地であれば、1.4%を乗じて税額は7万円になります。ただし200㎡以下の小規模宅地であれば、税金の軽減措置が設けられ、この6分の1、つまり税額は11,666円となります。
次に建物の評価ですが、建物は土地と違い、経過年数に応じて減価されます。つまり2000万円で購入した当初の評価額は、およそ2000万円に近いものになりますが、年数が経過するにつれて1800万円、1500万円、1000万円・・・と評価額は小さくなります。つまりそれだけ、かかってくる税金も少なくなるということです。この固定資産税は、毎年1月1日の時点において不動産を所有している人に対して全額を徴収するもので、年度の途中に売却したり譲渡したりしても還付はありません。固定資産税の納付方法は、市町村により異なりますが、たいていの場合は納税通知書送られてきて、年に4回の分割納付となります。万が一、滞納した場合は延滞金が発生しますので注意が必要です。