一戸建てにかかる固定資産税とは(富山県/スクールカウンセラー/30歳/女性)

私は富山県に住む30歳のスクールカウンセラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てにかかる固定資産税は、土地、建物それぞれについて所在する課税主体の市町村によって、その土地と建物の所有者に対し将来に渡ってかかって来ます。商業地や近隣商業地に比べて住宅用地(宅地)は軽減される特例が認められています。土地については200平米までの場合は固定資産税評価額の1/6に税率をかけたものが、200平米以上の場合は固定資産税評価額の1/3に税率を掛けた額に軽減されたものになります。建物については固定資産評価額に税率を掛けたものに、平成26年3月31日までに建築され、かつ一戸当たり120平米までの場合には適用期間3年間に限り1/2になります。住宅所有者が前後引き続いて建て替えた場合には、条件を満たした場合住宅用地の特例を受けられる場合があります。


固定資産税は税額を決定する手続きや方法については総務省に属し固定資産評価基準に定められています。固定資産評価額については、目安としては土地は時価の60%から70%、建物は建築費の50%から70%と言われています。時価は地価公示価格のことで毎年1月1日現在の地価が公表され、国土交通省のサイトでも見られるようになっています。固定資産の評価は毎年行われているものではなく、原則として3年に1度見直しが行われるようになっています。但し地価が下落方向にあるのにそれを据え置くのは納税者には負担となる為に、市町村の判断によって年度が変わるごとに修正することができることになっています。家屋は年数と共に減価して行くので評価額も税額も共に下がって行きます。