私は富山県に住む40歳のリポーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一昔前では築年数は一戸建てを購入する際の大きな検討材料のひとつでした。しかし最近では築年数はあまりアテにならなくなってきています。というのも、リフォームやリノベーションで、建てられた時期が古くても新築同様に綺麗になっている物件や、耐震補強工事もしっかりと行われている物件が増えているからです。一方で、新しくても建物の状態があまり良くないという場合もあります。ですから重要なのは築年数よりも、建物の状態そのものです。とはいえ、見た目が古臭くても建物の状態は良好だったり、その逆に見た目が綺麗でも建物状態は悪かったりと、素人がこれを見抜くのはなかなか難しいです。長く住む家ですから、ここでしっかりとプロの手を借りて検討するといいでしょう。
住宅診断は不動産屋とはかかわりのない第三者に依頼することになります。不動産屋が自社や提携先の住宅診断を案内してくれることもありますが、売り手側は当然、家を売りたいと思っています。不利な情報が適切に伝わらない場合があるので、できるだけ自分で建築士を探して依頼するようにしてください。購入前にこのような住宅診断を行うことで、予定外の補修費用が発生したり、購入後に劣化や不具合が発見されて後悔するといったことが少なくなります。また、中古の一戸建てであればリフォームを前提にしている方も多いです。そういう場合でも、リフォームを行う際の参考意見をもらうことができます。見た目からはわからない劣化は意外と多くありますから、できるだけ購入前に住宅診断を行うようにしましょう。