僕は愛知県に住む74歳の振付師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てでもマンションでも、一般的には隣人がいます。郊外の一軒家で周りは農地という人であっても、近隣に住んでいる人はいます。近所付き合いは、生活をする上では避けて通れません。マンションには管理組合があって、何年に一度かは役員が回ってきます。理事会などの会合がある他に、組合費の管理、管理会社とのメンテナンスの相談、住民間の問題の解決などの細々とした雑務もあって、それなりに大変です。マンションは一つの建物の中での一種の共同生活ですし、エレベーターや廊下、エントランスホールなどの共用部分も多くありますので、管理組合が重要な役割を担います。その役員をすることは、できれば避けたいという人が多いですが、輪番制になっています。
一方で、一戸建ての場合にも町内会はあります。町内会の役員も輪番制になっていることが多いです。定期的に役員会を開催して、町内のことに関して決めますが、マンションのように共用部分があるわけではなく、それぞれの居宅が独立して生活していますので、それほど調整事項などがあるわけではありません。運動会や町内旅行、盆踊りなどの段取り、寄付金の集金などが主な仕事であって、管理費や修繕積立金もありませんので、町内会費は安くて会計も楽です。集団生活的な近所付き合いは一戸建てよりもマンションの方が重要になりますし、大変でもあります。それが嫌で一戸建てに移り住むという人も中にはいます。いずれにしても、社会生活をする上で最低限の近所付き合い不可欠です。