一戸建てとマンションの資産価値を比較(和歌山県/行政書士/38歳/男性)

僕は和歌山県に住む38歳の行政書士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションと一戸建て、どちらを購入するか迷っているという人も多いのではないでしょうか。そこで両方の資産価値について、詳しくご説明していきたいと思います。まずマンションの土地は借地の場合を除き、全所有者と共有という扱いになります。つまり、敷地の利用権利はあっても売買の権利まではありません。自分が所有する区分の売買権利はありますが、建物の老朽化と共にその資産価値は無くなっていきます。そのため、建物の価値が失われても土地という資産が残る一戸建ての方が、一般的には資産価値が高いとされています。しかし一戸建には土地が暴落した場合、土地の評価額が下がり購入時よりも資産価値が低くなることもあるので注意が必要です。


それでは、マンションを購入するなら中古よりも建物の価値が高い新築の方が良いのか、というとそうでもありません。なぜなら、近年の建築技術が向上するとともに建物の寿命も比較的に延びており、築30年や40年で資産価値が無くなることは考えられないからです。また、マンションは利便性に優れた立地に建てられることが多く、都市の再開発計画などの効果で資産価値が増えることもあります。新築や中古でも共通している重要なポイントである「立地」は、駅から近いほど好条件とされ、徒歩10分以内の距離なら将来売却する際にも資産価値にプラスされます。そのほか、エリアの人気度や管理状態、共有設備の充実などから大規模なマンションかどうかなど、資産価値を左右する条件なので参考にして頂ければ幸いです。