僕は大分県に住む38歳の美容師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一般的な一戸建ては2階建てが多いですが、場所によっては3階建てもあります。駅に近い場所や、バス通りに面した所に建てられることが多いです。一般住宅地ですと、建築条件が厳しいこともあり3階建てを建築することは難しい場合もあります。駅に近い場所は商業地域とされ、建物に関する規制が緩い傾向があります。また地価も高いので限られた面積で建物を建てる必要があり、部屋数を確保するためにも、3階建てを選択するケースが多くみられます。住宅地で建設する場合には、その重量に耐えうるだけの地盤改良が必要になります。また2階建てに比べると建築コストが割高になるという側面もあります。このような理由から、2階建てを選択するケースが多いという現実がありあます。

限られたスペースで3階建てにすることで、不都合なこともあります。階段が急であることや、家族がそれぞれの階を行き来する回数が増えるということです。建物の安定を図るため、重いものを階下に設置するのが通常なので、風呂場などの水場は1階につくられることが多いです。日当たりの良い2階にはリビングを、各個室は3階に配置した場合、ととにかく移動が多くなります。階段が急なこともあり体力的にも負担を強いられる可能性は高いです。ただこのように厳しい面もありますが、設計次第で住みやすい家を作ることも可能です。空間を兼ねる設計や収納スペースの工夫、動線を短くまとめるなど、様々な手法を駆使することで、狭小スペースでも広々と快適に暮らせる3階建てをつくることができます。