一戸建てで3階建てのメリットとは(三重県/僧侶/67歳/男性)

僕は三重県に住む67歳の僧侶です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入するにあたって、最近では都市部を中心に3階建てのものも増えてきています。地価が高い都市部では、購入できる金額の敷地面積が限られていて、狭小の土地に3階建てを建てることがよくあるからです。また、閑静な住宅街のような場所では、第一種低層住居専用地域という指定があり、高さの高い建物は建てられない場所であったりするのです。そういった場合、間取りを考えたときに、どうしても2階建てでは希望の部屋数がおさまらないようなときに、3階建てにしなければなりません。リビング関係の雑誌では、1階部分は玄関、バストイレ、2階部分にリビングとキッチン、そして3階部分に寝室と子供部屋という間取りを多く見かけます。


スリムな建物の3階建てでは、大量の水を毎日使うお風呂を2階や3階に持ってくるより1階に置いた方が安定するのです。2階建てに比べるとはるかに階段の上り下りが増えますので、日常的に運動する機会が増え、足腰が丈夫になりやすいというメリットもあります。そして、周りに高い建物がない場合は、3階部分のベランダは近隣の住民と目線が合うことなく、とても快適な場所になるということです。屋上庭園という建築方法も流行っていて、狭小で庭が持てない分、屋上でガーデニングを楽しんだり、日光浴を楽しんだり、趣味を楽しむスペースとして活用できます。また、高い建物は、洪水や台風で街が浸水したとしても2階や3階部分に荷物を持って上がることができます。メリットは色々ありますので、狭小住宅でも好きなことを諦める必要はありません。