僕は宮城県に住む56歳の作業療法士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一人暮らしマンションは、新社会人の方、転勤する方、夢を追い上京する方など様々です。一人暮らしにピッタリのマンションの間取りとはどんなものでしょう。国が定める住生活基本計画における居住面積水準によるマンションの広さは、最低25平米、望ましいとされるマンションの広さは40平米です。実際に販売されている分譲マンションのワンルームも30平米台のものが多くなっています。25平米だと、広さ的にダイニングと寝室の分離が難しく、どうしてもワンルームにならざるを得ません。40平米の場合、寝室とダイニングの間に壁があり別々の2つの部屋にすることが出来ます。ワンルームは、TV、食事、睡眠など必要なものにすぐ手が届くので便利ではありますが、ストレスが解消しにくい空間でもあります。
ワンルームは仕事やストレスをためて帰宅した時などの逃げ場がほとんど無く、ストレスが解消しにくい住空間です。場所を変えることで気分も変える、ちょとした逃げ場となるもう一つのスペースが欲しいところです。一人暮らしには、ワンルームより1LDKのほうが向いています。大小の樹木の鉢のあるくつろげるリビング・ダイニングが有り、好きな音楽や見たい映画を楽しむことができれば、休日のたびに気分転換の外出をすること無く、自宅でストレス解消が可能で「一人暮らし」を満喫できることでしょう。また、料理好きならキッチン、お風呂好きなら浴槽、美容に関心があれば洗面室という風にどこか一カ所にゆとりの工夫をすると、自宅に居ることが楽しくなります。私生活面で気持ちが充実すると、仕事も趣味も恋愛も良い方向へ発展できます。